2018年度・夜間主科目

科目名  金融経済

担当教官  澁谷 浩    単位数 2     配当年次 IIIIV 後期


1.授業の目的・方法<Course objective and method>


 安倍政権の下で黒田日銀総代が2013年4月に始めた異次元金融緩和政策(QQE)が日本経済に与えた影響について研究する。異次元金融緩和政策は、急激な円安と株高を引き起こしたが、円安・原油安で企業収益は過去最高を記録しながら実質GDP成長率は長期停滞水準から抜け出てはいない。これらの事実に基づき、異次元金融緩和政策の効果と問題点および最終的な出口戦略について考察する。同時に、ポスト・アベノミクスの日本経済はどうなっていくのか考察する。
 授業は学生が各自レジュメを作成して発表してもらう。同時に、みんなで質疑応答を通じて議論しながら学ぶ。


2.授業内容<Course contents>

序章  安倍政権による異次元金融緩和政策(QQE)の実験

第1章 非伝統的金融政策

第2章 QQEの成果と誤算

第3章 リフレ派の錯誤

第4章 デフレ・マインドとの闘い

第5章 出口をどう探るか(出口戦略) 



3.使用教材<Teaching materials>


主要テキスト: 早川英男、金融政策の「誤解」— ”壮大な実験”の成果と限界、慶應義塾大学出版会、2016年. 

参考文献: 植田和男、ゼロ金利との闘い―日銀の金融政策を総括する、日本経済新聞社、2005年.



4.成績評価の方法<Grading>


成績評価 = 基礎点(出席率)+ 評価点(授業への貢献度)。
(1)基礎点(0~100 点)は出席率(0~100%)で決まり、(2)評価点は、発表と議論などを通じた授業への貢献度の評価で決まります。ただし、平均的評価点=0、すなわち 平均的授業貢献度の場合には、評価点はプラス・マイナス0となります。


5.成績評価の基準<Grading Criteria> 


経済学科の統一基準に準ずる



6.履修上の注意事項<Remarks> 


マクロ経済学およびミクロ経済学の基礎知識を持っていることが望ましい。



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