経済学入門 II

                  講義資料について

講義で使用したスライドをPDFファイルとして見ることができます。ただし、下記の講義および特講 にアクセスするにはパスワードが必要です。パスワードは始めの講義で通知します。

これらの講義資料と教科書を参考にして自分自身の学習ノートを作成することが一番効果的な学習方法です。自分で学習ノートを工夫しながら作成することを通じて知識が身につき思考に深みが出てきます。自分でノートを作成せずに試験の前に講義資料を印刷して暗記するのでは、単なる単位獲得のための試験勉強にすぎません。それでは知的成長は得られず試験が終われば全てすぐに忘れてしまいます。

講義No.2とNo.3は、完全競争下でのミクロ経済学から不完全競争下でのマクロ経済学へと移行するために必要な理論となります。すなわち、不完全競争市場の経済的意味と公共部門の経済的役割に関する説明です。公共部門の役割の代表例が政府によるマクロ経済政策です。それに続く講義No.4からNo.7の部分が伝統的なマクロ経済学の説明になります。

講義 No.2 では経済学の中心命題(アダム・スミス命題=厚生経済学の第1命題)とそれが成立するための必要条件に関する議論を展開するので一番重要な講義になります。その議論の中で、教科書の著者でもある Joseph E. Stiglitz が貢献しノーベル賞受賞理由となった<情報の経済学>について説明します。特講1では、情報の経済学の応用例としてGift-Givingの行動に絡む男女関係の分析を行います。

特講2では、経済学の中心命題(アダム・スミス命題)が成立しなくなる外部性が存在する場合を分析するために、社会的ジレンマの理論(ゲーム理論)を紹介します。そして、この理論を使って「人間関係」から「環境破壊」、「受験戦争」、「就職活動」、「戦争と平和」の問題まで幅広い社会現象の分析に応用できることを示します。さらに、講義No.6では、社会的ジレンマの理論を使って「新興市場経済の急成長」と「通貨危機・金融危機・経済危機」のメカニズムについて説明します。

注: 括弧内の日付は、おおよその講義予定日です。


         
  講義で使用するスライドのPDFファイル

 講義 No.1 オリエンテーション (9月29日)

 
講義 No.2 不完全市場入門
 (10月6日、20日)

 特講1: 不完全・非対称情報の下での男と女の経済学
(10月27日)

 
講義 No.3 公共部門 
(11月10日、11月17日)

 
講義 No.4 マクロ経済学と完全雇用 
(12月1日、15日、22日)

 
講義 No.5 経済成長 
(1月13日、14日)

 
特講2: 社会的ジレンマとしての人間関係、環境問題、戦争と平和
 (1月19日)

 講義 No.6 失業とマクロ経済学 (1月26日、2月2日)

 
講義 No.7 インフレーションとデフレーション 
(2月2日)